取調室2 死体遺棄現場発売

取調室2死体遺棄現場

笹沢左保の取調室シリーズ第2作『取調室2 死体遺棄現場』が、祥伝社・祥伝社文庫から2021年9月10日に発売されました。

早朝、佐賀県有田町の採掘場で、東京・品川ナンバーの車が目撃されます。そして、その現場から女性の絞殺体が発見され、殺人・死体遺棄事件として捜査が始まります。現場の目撃証言から、ひとりの女性が容疑者として拘束されますが、その人物は、かつて一世を風靡した美貌のスター歌手・香山弓江でした。

弓江には被害者との接点がほとんどなく、なぜ彼女が死体を東京から遠く離れた有田町まで運んだのかも明らかになりません。取り調べを担当するのは、“落としの達人”と呼ばれる水木正一郎警部補。ところが、さっきまで弱々しい表情を見せていた弓江は、聴取が始まると一転して笑みを浮かべ、隙のない受け答えを繰り返します。

水木の執拗な取り調べに対しても、弓江は巧みに言葉を選び、決定的な証言を一切与えません。捜査陣が集めた証拠と彼女の証言には微妙な食い違いがありながらも、それだけでは犯行を立証することができず、事件は次第に暗礁へと乗り上げていきます。

なぜ弓江は死体を運んだのか。そして、彼女の完璧ともいえる証言の裏には何が隠されているのか。バラバラに見えていた行動や証拠が一つにつながったとき、事件の全貌と驚くべき真実が浮かび上がります。科学捜査と粘り強い取り調べを軸に、捜査官と容疑者の心理戦を描いた、笹沢左保ならではの本格的な警察ミステリです。

『取調室2 死体遺棄現場』
著者:笹沢左保
出版社:祥伝社
レーベル:祥伝社文庫
発売日:2021年9月10日
ISBN:978-4-396-34761-1
価格:748円(税込)
サイズ:文庫

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