取調室 静かなる死闘発売

取調室静かなる死闘

笹沢左保の警察ミステリ『取調室 静かなる死闘』が、祥伝社・祥伝社文庫から2021年5月13日に発売されました。

佐賀市内のホテルで、全国学生テニス選手権の優勝者・小田垣悦也が撲殺される事件が発生します。悦也の死体が発見される数時間前、父親の小田垣光秀が慌ただしくホテルをチェックアウトしていたことから、事件への関与を疑われることになります。

しかし、光秀には犯行時刻に北海道にいたという、崩すことが極めて難しい鉄壁のアリバイがありました。状況から見れば疑わしい人物でありながら、物理的には犯行が不可能と思われる。捜査陣が決め手を欠く中、取り調べを担当することになったのが、「落としの達人」の異名を持つ水木正一郎警部補でした。

水木の巧みな質問と粘り強い取り調べに対しても、光秀は一歩も崩れず、冷静かつ淀みなく自らの潔白を主張します。証拠を突きつけても動じない被疑者と、わずかな矛盾を手がかりに真相を追い詰めようとする取調官。限られた時間の中で、二人の静かな心理戦が繰り広げられていきます。

果たして、完璧に見えるアリバイは本物なのか。そして水木は、どのようにして光秀の証言の隙を見つけ出すのか。最新の科学捜査と、取調室という限られた空間で繰り広げられる緊迫した心理戦を描いた、笹沢左保の警察小説の傑作です。

『取調室 静かなる死闘』
著者:笹沢左保
出版社:祥伝社
レーベル:祥伝社文庫
発売日:2021年5月13日
ISBN:978-4-396-34729-1
価格:748円(税込)
サイズ:文庫

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