有栖川有栖選 必読! Selection2 空白の起点発売

有栖川有栖選必読!Selection2空白の起点

笹沢左保の本格ミステリ『空白の起点』が、有栖川有栖が選んだベストミステリセレクション「有栖川有栖選 必読! Selection」の第2弾として、徳間書店・徳間文庫から2021年12月8日に発売されました。

通過する急行列車の窓から、父親が転落して死亡する瞬間を目撃した小梶鮎子。父親には多額の生命保険が掛けられていたことから、単なる自殺ではなく、保険金を目的とした殺人ではないかという疑いが浮かび上がります。保険会社の調査を担当する新田純一は、事件の裏に仕組まれた巧妙な犯罪の可能性を探り始めます。

しかし、犯行が可能だったとは考えにくい状況と、容疑者の鉄壁ともいえるアリバイが、新田の前に立ちはだかります。アリバイを崩そうと調査を進める新田をあざ笑うかのように、さらに第二の死が発生。最初の事件と新たな事件には、いったいどのようなつながりがあるのか――。捜査が進むほどに、事件は予想もしなかった方向へと展開していきます。

事件の鍵となる「不在証明」をめぐり、巧妙に張り巡らされた仕掛けと大胆なトリックが読者の推理を翻弄します。人間の心理を巧みに利用した犯罪構成と、ダークな魅力を持つ登場人物たちも印象的で、最後まで真相を見抜くことが難しい一作です。

「笹沢ミステリ史上、一、二を争う大トリック」とも評される大胆な仕掛けが魅力の本格ミステリ。有栖川有栖が選ぶ笹沢左保のベストミステリ第2弾として、笹沢左保の緻密な構成力と大胆な発想を堪能できる作品です。

『有栖川有栖選 必読! Selection2 空白の起点』
著者:笹沢左保
出版社:徳間書店
レーベル:徳間文庫
発売日:2021年12月8日
ISBN:978-4-19-894701-9
価格:869円(税込)
サイズ:文庫

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