大阪出張の帰途、列車に乗っていた小梶鮎子は、真鶴の海岸付近で男が崖から突き落とされる瞬間を目撃する。やがて殺された男が、鮎子の父・小梶美智雄だと判明。しかも父には多額の生命保険が掛けられていた。保険調査員の新田純一は、保険金を狙った殺人ではないかと疑い、事件の調査を開始する。しかし、警察が突き止めた容疑者には鉄壁のアリバイがあった。さらに第二の死が起こり、新田は事件の背後に隠された人間関係と大胆なトリックに迫っていく。

父の転落死を偶然目撃した娘と保険調査員が、多額の生命保険をめぐる謎と巧妙なアリバイの真相を追う。第二の死が起こり、事件はさらに深まる本格推理小説。
OVERVIEW
「空白の起点」 旧題:孤愁の起点
初版発行:1961年
大阪出張の帰途、列車に乗っていた小梶鮎子は、真鶴の海岸付近で男が崖から突き落とされる瞬間を目撃する。やがて殺された男が、鮎子の父・小梶美智雄だと判明。しかも父には多額の生命保険が掛けられていた。保険調査員の新田純一は、保険金を狙った殺人ではないかと疑い、事件の調査を開始する。しかし、警察が突き止めた容疑者には鉄壁のアリバイがあった。さらに第二の死が起こり、新田は事件の背後に隠された人間関係と大胆なトリックに迫っていく。

T様
2021.09.18
冒頭から何かが隠されているような不穏な空気があり、先が気になって一気に読み進めました。事件の謎だけでなく、登場人物それぞれが抱える事情や思惑が絡み合い、真相に近づくほど緊張感が増していきます。最後まで読んで、タイトルの意味にも納得。じっくり楽しめる本格的な推理小説でした。
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R様
2022.12.03
「空白」という言葉が物語の重要な鍵になっていて、読みながらさまざまな可能性を考えさせられました。単純に犯人を追うだけではなく、過去の出来事と現在の事件が少しずつつながっていく構成が面白いです。派手な展開よりも、謎を一つずつ解いていくタイプのミステリーが好きな人にはおすすめです。
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H様
2024.04.16
事件の背景に隠された人間関係や、それぞれが抱える秘密が丁寧に描かれていて読み応えがありました。何気なく見えていた出来事が後になって重要な意味を持ってくるところも魅力です。笹沢左保らしい人間心理の描写を堪能できました。
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販売価格
550円(税込)