お助け同心 尾形佐門次発売

お助け同心尾形佐門次

笹沢左保の時代小説『お助け同心 尾形左門次』が、コスミック出版・コスミック時代文庫から2021年12月8日に発売されました。

八丁堀同心・尾形左門次は、罪を犯してしまった者の相談に乗り、少しでも罪を軽くするための知恵を授けることから、“お助け同心”の異名を持つ人気同心です。普段は穏やかで人当たりのよい同心ですが、直心影流の剣の達人でもあり、弱い者を救うためには自ら危険に立ち向かいます。事件を解決した際に口にする「やるだけのことをやったまでよ」という言葉も、左門次を象徴する決め台詞となっています。

ある日、江戸の町を見回っていた左門次のもとへ、醤油酢問屋の主人が相談に訪れます。近くで少女の死骸が発見され、その事件に店の奉公人が関わっているというのです。奉公人には死罪、すなわち斬首が下される可能性がありましたが、話を聞いた左門次は、その処分はあまりにも重すぎるのではないかと考えます。

奉公人を救うため、左門次は事件を一から調べ直し、再吟味を上申するために執念の捜索を続けます。少女はなぜ殺されたのか。そして、奉公人は本当に事件に関わっていたのか――。調べを進めるにつれて、表面上の事件からは見えてこなかった真実が次第に明らかになっていきます。

人情に厚く、弱き者のために奔走する一方、悪には鋭い剣を振るう尾形左門次。その人間味あふれる人物像と、推理、剣戟を組み合わせた痛快な展開が魅力の時代小説です。笹沢左保ならではの人情味と無頼派らしい豪快さを楽しめる、お助け同心シリーズの一作です。

『お助け同心 尾形左門次』
著者:笹沢左保
出版社:コスミック出版
レーベル:コスミック時代文庫
発売日:2021年12月8日
ISBN:978-4-7747-6341-5
価格:715円(税込)
サイズ:文庫

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