
笹沢左保の長篇推理小説『断崖の愛人』が、祥伝社・祥伝社文庫から2020年2月14日に発売されました。
同じ会社に勤める井ノ口一也と結ばれ、幸せの絶頂にいた安城由布子。たとえ世間から不倫と呼ばれる関係であっても、二人にとってはかけがえのない愛でした。しかし、二人の関係を引き裂こうと現れた井ノ口の母親が、由布子のマンションを訪れた直後、何者かによって屋上から突き落とされるという事件が起こります。
やがて、事件に対する疑いの目は由布子へと向けられていきます。自分が犯人に仕立て上げられようとしている――そう直感した由布子は、一也とともに逃避行を決意。二人は事件の真相を知らないまま、追われる身となっていきます。
しかし、逃避行の行く手には、さらに第二の殺人事件が待ち受けていました。なぜ井ノ口の母親は殺されたのか。そして、由布子に疑いを向ける人物は誰なのか。愛し合う二人を取り巻く人間関係と、次々に起こる事件が絡み合い、逃げれば逃げるほど二人は事件の核心へと近づいていきます。
愛する者を守るため、追われながら真実を求める男女の姿を描いた、笹沢左保の長篇推理小説。愛憎と犯罪、逃避行を巧みに組み合わせ、二人の運命を緊迫感のある展開で描いた一作です。
『断崖の愛人』
著者:笹沢左保
出版社:祥伝社
レーベル:祥伝社文庫
発売日:2020年2月14日
ISBN:978-4-396-34603-4
価格:990円(税込)
サイズ:文庫
